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08-05-23 19:08
[小学6年の時]
小学6年の時の話なんですけど、
当時運送会社の社宅の平屋に住んでたのですが
会社が休みの日に妹と駐車場で遊んでると黒と茶トラの子猫が現れました。
興奮して、妹とペットショップに行ってサンプルとってきたはいいものの
固いからか全く食べてくれず。
仕方なく二人で10円玉だしあって缶詰を購入。
黒の方はよく食べてくれたけど、茶トラはかなり警戒して車の下から出てこない。
暫く遠くから二人でじっと眺めてると、黒がおにいちゃん的存在で引っ張ってるように見えました。

それから六日間毎日妹と様子を見に行きました。

雨の日は傘置いて、その中に牛乳おいたり(今思うとかなり迷惑な上に人間の牛乳あげちゃ駄目ですよね)その時おずおず黒に付き添って二匹雨宿りしてる光景は今でもしっかり覚えています。


六日目の朝、いつもみたいに学校の前に早起きして妹と駐車場に行くと、
御飯を入れてたお椀の上で茶トラが寝ていた。
なんだか雰囲気がおかしい。
蝿がたかってるのを見て、妹に離れた場所で止まらせて近寄ると、
眠ったような顔で亡くなっていました。

昨日まで生きてたこの子になんで蝿がたかってるのかと、複雑な気持ちでたくさんだった。
触るのは本当は恐かったけど放っておく訳にもいかず恐る恐る抱き上げてみて
ぶわっと一気に涙でぐしゃぐしゃになりました。

発砲スチロールじゃないかって位軽かった。
その時初めてこんな近距離で見たのですが
よく見るとガリガリで、こんな身体で一生懸命生きて、こんな身体で死んでいったと思うと
声も涙も堪える事が出来なかった。
妹も遠くで立ったまま泣きじゃくっていました。

その後布にくるんで二人で駐車場の土を掘って埋めましたが、その日もその日以降も
何故か黒猫の姿を見る事は一度もありませんでした。
どうして茶トラがあんな場所で亡くなったのか、
もしかしたら私達が御飯さえあげてなければ..と思うと凄く胸が苦しくなります。
おにいちゃんの黒猫が今でもどこかで元気でいることを本当に心から祈ります。

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