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[売られる牛]
ある一家が牛を飼っていました
しかし、諸事情により牛を手放さねばならなくなりました・・・

牛が売られる日がやってきました
牛を連れて行こうとするのですが、牛は頑として一向に動こうとしません
皆困り果てていると、そこに一家の子供が帰ってきました
するとどうでしょう
あれほど抵抗していた牛が、子供の顔を見た途端従順になり、おとなしく連れられて行ったのです

・・・そう、牛は知っていたのです
自分が今日売られて二度と家族に会えなくなるということを
だから最後に一目子供の顔を見ようとしたのです
[前n]


[セ編集]