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[じいちゃん]
父方のじいちゃん、俺が遊び行くと必ずやさしい笑顔でこれでなんか食べろってお金くれたりしたんだ。
そして俺も中一になり部活が始まって俺はバスケ部。じいちゃんの家は中学校の近くで行こうと思えばいつでも行けたんだよなぁ…。
バスケ部で休みもほとんど無いし、反抗期もはじまっちゃってて結局じいちゃんに会いに行ったのは中学の三年間でたったの一回だけ。
中一の時に学校の行事でなんかの旅行の時「じいちゃんからお金」って親父に金渡されてさ、ほんでおみやげ買って親父にじいちゃんに渡しに行ったんだ久しぶりだったから俺の事が兄と見分けつかない感じだったけど渡したらやさしい笑顔で笑ってた。
そして中三になった時に受験まじかの冬だった、学校から帰ると親父が「じいちゃん死んだぞ。葬式あるから準備しとけって」って。
なんか実感沸かないし、全然悲しくなくて寝て起きたら今日の事が全部夢なんじゃないかなって感じで葬式に行った。
じいちゃんが布被って布団に寝かされててさ、あー本当に死んだんだって思ってさ、そしたらじいちゃんの部屋のテレビの上に大事そうに俺のあげたおみやげが置いてあってさ、泣いたよ。
なんでもっと遊びに行かなかっただろうなって気軽になんの意味が無くても家によってお茶でも飲めばよかったのにな。

今、思うと遊ぶお金もらう目的でもよかったのになんで行かなかっただろって思うよ。今、俺の親父に孫できて(姉の子供)すーげー可愛がってて俺が産まれた時もじいちゃんこんな感じで可愛がってくれたんだろうなって思うよ
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[セ編集]