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[家族の間に調和が保たれていれば、人生は成功だ。]
解説:昔、ある国の川辺に、ひとりの粉ひき男が住んでいました。男は、朝まだ暗いうちから水車小屋へでかけ、日が暮れると家に帰ります。そして「私は世界でいちばんしあわせもの〜」といつも楽しそうに歌いながら粉をひいてました。雨が降ろうが、雷が鳴ろうが、この男の歌声が聞こえない日はありません。
いつしか人々は、男のことを「しあわせの粉ひき男」と呼ぶようになり、その評判は、国中に広がることになりました。やがて「しあわせの粉ひき男」の噂は、国王の耳にまで届くようになったのです。「そんなしあわせ者なら、いちど見てみたいものじゃ」国王は、側近にそう仰せつけられ、男が働く水車小屋まで、家来を引き連れてお尋ねになられました。「私は、世界でいちばんしあわせ者〜」国王の一行が、水車小屋に近づくと、なるほど男が歌っているのが聞こえてきます。その本当に楽しそうな歌声に、一同は聞きほれてしまいました。国王は、男を自分の前のお呼びになり、こう尋ねました。
「お前は、なぜそのように毎日がしあわせなのじゃ?」男はすぐに目を輝かせて答えます。「私は、妻を愛し手います。子供を愛しています。友達を愛しています。妻も私を愛してくれています。子供も友達も、私を愛してくれています。私は、仕事を愛しています。ただ、それだけのことでございます。」国王は、それを聞くとウーンとうなりました。「お前はそのボロボロの服は、わしの黄金の王衣よりもすばらしい。本当にうらやましいものだ・・・」と思わずため息を漏らしたということです。どういうときに、うれしさや満足感、そして幸福感を持つかは、人それぞれでしょうが、誰でも何かに感謝したり「ありがたい」と気持ちがしたときには、しあわせを感じるのではないでしょうか。よく人間関係は、「ギブ・アンド・テイク」といわれます。普通、感謝や「ありがたい」という感情は、自分がしたいこと(ギブ)よりも、してもらったこと(テイク)が多いときに感じるものですね。つまり、いつも感謝できる人は、もらっていること(テイク)が多いと感じ、不満を持っている人は少ないと思っているようです。感謝する人は、テイクが多いのだから、当たり前のように何かをしてあげる(ギブ)することができ、不満を持つ人は、こんなにしてやっているのに、とギブを出し惜しみするようになります。すると、ますます感謝できる人のところへテイクは集まり、不満を持つ人のところからは、逃げていってしまいます。ギブ・アンド・テイクの法則とは面白いもので、ギブを大きくすれば、テイクもますます大きくなっていくのです。どちらがしあわせで、どちらがそうでないかはすぐにわかりますよね?
幸せな人は知っているのです。自分がどんなに、テイクされているか。自分が生まれてくる為に、この世界があり、愛する人が存在してくれている。そして、生きているということ。
それを感じたら、本当に幸せで感謝できますよね。もっともっと幸せになるために、まずは、家族に大きなギブしてあげることからはじめてみてはいかがでしょうか。

アメリカインディアン・ウテ族の格言・・・
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